免疫という言葉が一般的に使われるようになってきました。極端に言えば3人に一人が癌で死ぬと言われるこの時代、「癌」という病がそれだけ身近に我々の生活の中に存在するということなのでしょう。
「免疫を高めて癌を治す」というフレーズが新聞や雑誌にあふれ、多くの誤解や無理解の中で様々な商品が、癌という病で苦しんでおられる人や家族たちに、一抹の希望と与えているこの現実の中で、癌をいかに治療すべきかをもう一度考え直したいと思います。
私たちの体の中で毎日3000〜6000個の癌細胞が発生していることは、周知の事実です。そして発生したばかりの癌細胞の大半は免疫機能を持って排除されていくわけです。その中のごくごく一部が生き残り、5年〜10年かけて成長し、ある一定の大きさに至ると「癌である」と認識され、治療の対象になるわけです。しかし、「癌である」と認識された時点で人体やその日常生活に影響を与えているかというと、必ずしもそう言う訳ではなく、「本人はまったく気がついていない」と言うような状況で発見されることも多いのです。
ここで考えなければいけないことは、「癌細胞が体の中にある」ということが問題であるならば、私たちは毎日大騒ぎをしていなければならないのですが、そうはならないのは「癌細胞がある」ということが問題なのではなく、「癌細胞が大きくなって人体に悪影響をもたらす」という状況になることが問題な訳です。
癌を治療するということは「癌を消滅させる」もしくは「癌を縮小させる」ことだという考え方があります。手術によって切除してしまうやり方が前者の代表で、抗がん剤や放射線療法による治療が後者によるものと言えるでしょう。胃癌や乳癌など、早期発見で外科的に切除することで治癒率が非常に高い癌もあります。これらの癌に対しては前者の方法が有効です。ただ、それらの治療後に再発予防のために「抗癌剤」の投与や「放射線照射」を受けることも多いでしょう。手術適応でないものに対しては「抗癌剤」や「放射線療法」が使用されます。
ここで問題なのは手術も含めてすべての治療で効果の判断が「癌を消滅させる」「癌を縮小させる」と言うことが基準になっていることです。毎日癌細胞が発生し、それがある程度の大きさにならなければ「我々にとって問題ない」のであれば、たとえ癌細胞があっても「それ以上大きくならないこと」が治療方針であってもよいのではないか、たとえ癌細胞が人体に悪影響を与えていても「この程度でおさまっていてくれれば何とかやっていけると言う範囲で進行を抑える」という考え方もあるのではないでしょうか?
我々にはもともと「寿命」というものがあり、それ以上は生きられないのです。平均寿命はあくまで平均値であって目標値ではありません。自らが癌に侵されたと知ったとき、少しでもこの「寿命」に近づくための最良の方法を探ることこそが重要だと思います。肺癌・膵臓癌・肝臓癌などのように手術の結果がそれほど患者の役に立っていないのではないかと思われるケースもあります。治療効果を上げるために必要以上に抗癌剤や放射線を使用するケースも考えられます。治療すべきは全体で、心のケアも含めた「その人の命の価値を高める」ことこそが何より大切なことだと思います。
ニコニコ薬局がお薦めする代替療法
巷にあふれている玉石混合の代替療法の中から、「この方法が一番である」などと言うことは、私ごときにはできることではありませんが、薬学教育を受け、薬局の店頭で25年間、お客様のご病気について相談を受けてきた経験の中から、この方法がお薦めできるのではと思うものを次に紹介します。
ただし、「これを飲めば癌が治る」といったような考えで安易に服用されても結果は良い方向へは向かいません。「天は自ら助くる物を助く」という言葉にありますように、患者さんの気持ち、心がけ、考え方、生活態度など医療の及ばぬ範囲に大切な部分があることは、最近の各種の発表からも明らかです。「まやかしでない代替療法」とそれらが相俟ってはじめて大きな障害を克服することができるのです。
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